学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2012年度 |
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タイトル | 触法精神障害者と司法 |
内容 | 強盗・殺人・放火等の重大犯罪が起きて、テレビや新聞で「犯人は、精神病院に通院履歴があり」と報道さると、その後の処遇について知ることは難しくなる。逮捕後から触法障害者を巡る処遇との間が分断されており、卒業論文を通じて事件と「刑法39条・医療観察法・精神病院」の連結を行い、触法障害者が地域で生活するまでの文脈を明らかにする事が狙い。折しも、論文執筆時に大阪で起きたアスペルガー障害をもつ男性による殺人事件に裁判員裁判において求刑を上回る懲役20年という判決が下ったという報道に触れ、司法領域における福祉には高度に交錯する利害関係を乗り越える為の多角的な支援が必要だと考えたのでクライアントの矯正施設出所後の地域生活を支えることを主眼に置いて展開する。 |
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講評 | 社会福祉学専攻小山ゼミの8名全員が無事(?)、卒業論文を提出しました。 今年の8本のタイトルは次のようなものです。 〇『ひきこもりと居場所支援の可能性』 〇『幸福と自己決定-その関連性と、福祉専門職としてどう扱うべきかを考える-』 〇『児童福祉における社会的養護のあり方-児童養護施設に焦点を当てて-』 〇『触法精神障碍者の福祉・保健・司法分野における課題について-地域生活支援に向けて-』 〇『環境上、経済的に困難な高齢者の暮らし-養護老人ホームに焦点を当てて-』 〇『精神障害者の就労支援-今後求められる支援とは-』 〇『過疎地域の福祉』 〇『高齢者の社会的孤立-孤独死を中心に考える-』 いつものことですが、卒論のテーマは、地域福祉、高齢者福祉、児童福祉、精神障害者福祉といった多様な分野にわたりました。さらに、居場所支援や自己決定など分野を超えたテーマもありました。 今年の諸君は、エンジンがかかる時期が例年に増して遅かった気がします。ちゃんと提出できるのかなと心配になったこともありました。その意味ではもう少し早くから取り組めばもっと素敵な卒論になったのにと思う作品もありました。 ただ、作品のレベルはともかく、各メンバーが自分なりにこだわりのあるテーマを選ぶことができ、何とか最後まで頑張って取り組めたという意味では、評価できると思います。 皆さんご苦労様。 |
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キーワード1 | 福祉 |
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キーワード2 | 障害 |
キーワード3 | 支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 |