学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2012年度 |
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タイトル | 精神障害者の就労支援―今後求められる支援とは― |
内容 | 筆者は大学4年次に精神保健福祉士の実習で就労継続支援B型事業所にお世話になった。そこで考えさせられた「仕事に対する意識」「失敗するという経験を奪わない支援」ということを踏まえて、本論文では精神障害者が一般就労へ繋がるためには現在就労支援の場で利用されている法律や事業に加えて必要と思われる取り組みについて考察した。論点は「障害開示の選択の可能性」と「IPSの応用」の2点である。前者は就労に臨む際に当事者に求められる姿勢について、障害についての開示・非開示、そしてそれを選択すること自体が困難な社会背景について論じた。後者では今後活用されていくと思われるIPSやACTの取り組みを例に挙げ、現在利用されている支援とどう組み合わせて活用していくか、という点に着目した。そして、支援者は当事者とともに「今何が課題なのか」当事者の揺らぎに寄り添いながら考えていくことが求められるだろう、という結論に至った。 |
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講評 | 社会福祉学専攻小山ゼミの8名全員が無事(?)、卒業論文を提出しました。 今年の8本のタイトルは次のようなものです。 〇『ひきこもりと居場所支援の可能性』 〇『幸福と自己決定-その関連性と、福祉専門職としてどう扱うべきかを考える-』 〇『児童福祉における社会的養護のあり方-児童養護施設に焦点を当てて-』 〇『触法精神障碍者の福祉・保健・司法分野における課題について-地域生活支援に向けて-』 〇『環境上、経済的に困難な高齢者の暮らし-養護老人ホームに焦点を当てて-』 〇『精神障害者の就労支援-今後求められる支援とは-』 〇『過疎地域の福祉』 〇『高齢者の社会的孤立-孤独死を中心に考える-』 いつものことですが、卒論のテーマは、地域福祉、高齢者福祉、児童福祉、精神障害者福祉といった多様な分野にわたりました。さらに、居場所支援や自己決定など分野を超えたテーマもありました。 今年の諸君は、エンジンがかかる時期が例年に増して遅かった気がします。ちゃんと提出できるのかなと心配になったこともありました。その意味ではもう少し早くから取り組めばもっと素敵な卒論になったのにと思う作品もありました。 ただ、作品のレベルはともかく、各メンバーが自分なりにこだわりのあるテーマを選ぶことができ、何とか最後まで頑張って取り組めたという意味では、評価できると思います。 皆さんご苦労様。 |
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キーワード1 | 精神障害者 |
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キーワード2 | 就労支援 |
キーワード3 | 当事者の気持ち |
キーワード4 | |
キーワード5 |