学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2013年度 |
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タイトル | スクールソーシャルワーク―中国深?市の新たな体系を考える |
内容 | 中国の沿海都市―深?市は急速発展により、現在、学校における課題が多発する一方であるが、不登校、いじめ,不平等などの問題を解決するため、深?市は2007年からスクールソーシャルワーク体系を導入した。しかし、推進中の深?市クールソーシャルワーク体系は様々な問題に遭い、事業展開は難しくなった。本論文はインタビュー、文献調査などの方法で深?市のスクールソーシャルワーク事業展開に問題となった部分を考え、長い歴史を持っているアメリカのスクールソーシャルワーク体系を参考にしながら、スクールソーシャルワークが進んでいる日本側の方法と経験につながり、実行しやすい新たな深?市のスクールソーシャルワーク体系を構築する。 |
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講評 | すでにゼミ生には伝えているが、黒木ゼミの卒業論文評価項目は次の通りである。1)論旨の明快性(一貫性) 2)着目点、3)準備力(作成発表内容等)、4)構成力、5)文献の収集、6)文献の応用、7)表現力、8)卒業発表会内容、を各項目で評価し、総合点とする。 1, 例年通りに3)「準備力」は、二極化した。専門演習クラスにおける発表準備、発表内容、レジュメ内容での評価となる。5)の文献収集、6)文献応用と密接な関連を持っている、テーマ設定・提出は、ほぼ一斉にできたものの、準備に時間、エネルギーを費やしていく卒論作成への熱意や積極性で差が出てきたと思われる。 2, 2)着目点については、そのテーマ・内容に着目した各自の問題性・課題性との関連で評価できた。自分の思いと証しからよく理解できた。 3, 1)論旨の明快性(一貫性)、4)構成力、7)表現力に関しては、例年以上によくできている論文が多かった。 4, ゼミクラスでは常々「激励」の意味を込めて伝えてきたことである。卒論作成過程と提出出来た卒論内容こそが大学生時代の学びの集大成である。講義科目はいわば「受動的姿勢」で良かったが、卒論作成は主体的、能動的に自らが創り出していくことでもあった。各自のいろいろな動機から徐々にテーマを絞り、文献や資料を集め、これを読破・分析・整理した。自分の疑問点からどうすれば仮説を導き出し、それを論証するために論文を書いたという事実が、卒論成果として残ったと思う。多くのゼミ生は自分自身との戦いであったと思う。苦しい思いをしながら作成作業をした。多くの人はこのような長文を書くことは今後の人生においては経験しないであろうと思われる。自分はあの卒論を書き上げたのだという自信だけはもって卒業して欲しい。もちろん、自分に厳しく自分を鼓舞して作成に立ち向かった人と、できるだけ自分との戦いを調整しながら作成した人とに区分できるかもしれない。 最後に、私とゼミ生の「仲介者」として、ゼミ生の相談に気軽に、またこまめに文献指導や作成助言をしてくれたTAの大学院生に感謝の言葉を述べておきたい。 |
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キーワード1 | 「スクールソーシャルワーク」 |
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キーワード2 | 「中国深?市」 |
キーワード3 | 「新た」 |
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