学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 山田 裕子 | 年度 | 2013年度 |
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タイトル | 新しい時代の初期認知症ケア ―初期認知症対応型カフェという試み― |
内容 | 高齢者ケアとは長い間、寝たきり高齢者に対するケアと考えられおり、高齢者ケアの主流が認知症ケアになったのは2004年以降ではないかと考える。また、近年医療技術の発展や社会の認知症という名前の浸透により認知症と診断される人が若年化していっていると推測できる。現在、認知症と診断されると本人の意思や可能性を無視されデイサービスの利用などを専門職や家族から勧められることが多いと考える。 本論文では、その事に問題意識を持ち、1章では高齢者ケアの歴史において、認知症ケアはどのような変遷があったのかを確認・考察し、2章では今後増加が予想される認知症初期の人が介護保険サービスの利用の前に、自分らしく自由に活動する事ができると期待されている、初期認知症対応型カフェという新しい試みについて考察した。 |
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講評 | 今年のゼミ生は、全員3回生と4回生で実習に行き、一方、就職に関しては、介護関連に次々と決めていく手堅さを持っていた。ゼミでのやり取りは大変活発で、かつ笑いが絶えないものだった。ところが卒論作業は、前年の12月に同志社大学社会福祉学会のポスター発表制作のために共同作業で見せた勢いのある団結力で何とかなるようなものではなかった。それは当然で、卒業論文は個人の、孤独な作業に大きくよるものであるから。今年は、文献の要約は遅めではあったけれども、順序よく提出することができた。そして、それぞれのリサーチクエスチョンをフィールドに確かめにいくことができた。 早くスタートしたゼミ生が、着々と進めていく時に、他のゆっくりゼミ生が、明らかに影響を受けた。それでも、クラブ活動が10月まである学生は、すべてが済むまでスパートをかけずに進めていたし、関心領域が必要とする綿密な調査のプロセスを、手を抜かずに進めながら、互いに注意もし合うことができた。 スタートがゆっくりだった割には、10月過ぎからの追い込みがうまく行くのを見て、毎年ながら、ほっとする。そして、提出まで2ヶ月かけて、個人指導に当たるが、そのたびに指摘されたことに確実に応えてゆくプロセスに、大きな手応えを感じた。 |
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キーワード1 | 「認知症」 |
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キーワード2 | 「高齢者ケア」 |
キーワード3 | 「カフェ」 |
キーワード4 | |
キーワード5 |