学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 山田 裕子 | 年度 | 2013年度 |
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タイトル | 介護者・被介護者の抱える精神的ストレス要因 ―在宅での母親と祖母の日常生活からー |
内容 | 高齢者が増加するなかで、定員や入所希望待ちの問題で施設に入所することが難しく、在宅で高齢者を家族が介護するというケースがある。そんな中、介護者の抱える精神的ストレス及び、被介護者の抱える精神的ストレスを理解することは、介護者や被介護者に対しての支援に役立つ。また、両者の抱える精神的ストレス要因を理解することは、在宅介護をより良くしていく為に必要なことであり、これから増えていくであろう在宅介護に大きな役割を果たすと考える。 本論文では、実際に在宅介護を行っている私の母親と、被介護者である祖母にインタビューを実施し、どのようなことにそれぞれが精神的ストレスを感じているかを記述し、また、それらをどのようにしたら改善できるかを考察して論じた。 |
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講評 | 今年のゼミ生は、全員3回生と4回生で実習に行き、一方、就職に関しては、介護関連に次々と決めていく手堅さを持っていた。ゼミでのやり取りは大変活発で、かつ笑いが絶えないものだった。ところが卒論作業は、前年の12月に同志社大学社会福祉学会のポスター発表制作のために共同作業で見せた勢いのある団結力で何とかなるようなものではなかった。それは当然で、卒業論文は個人の、孤独な作業に大きくよるものであるから。今年は、文献の要約は遅めではあったけれども、順序よく提出することができた。そして、それぞれのリサーチクエスチョンをフィールドに確かめにいくことができた。 早くスタートしたゼミ生が、着々と進めていく時に、他のゆっくりゼミ生が、明らかに影響を受けた。それでも、クラブ活動が10月まである学生は、すべてが済むまでスパートをかけずに進めていたし、関心領域が必要とする綿密な調査のプロセスを、手を抜かずに進めながら、互いに注意もし合うことができた。 スタートがゆっくりだった割には、10月過ぎからの追い込みがうまく行くのを見て、毎年ながら、ほっとする。そして、提出まで2ヶ月かけて、個人指導に当たるが、そのたびに指摘されたことに確実に応えてゆくプロセスに、大きな手応えを感じた。 |
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キーワード1 | 「高齢者」 |
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キーワード2 | 「在宅介護」 |
キーワード3 | 「小規模多機能型居宅介護施設」 |
キーワード4 | |
キーワード5 |