学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2016年度 |
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タイトル | 女子学生の就職意識とそれを取り巻く環境 |
内容 | 近年、ライフスタイルの多様化により、会社や政治にも女性が進出することが一般的である社会になりつつある。しかし、現状では日本における女性の社会進出は、世界各国と比較して非常に遅れており、そうしたこと受け、第2次安倍内閣の政策、「アベノミクス」では、女性の社会進出を最重要課題として取り組んでいる。このような社会状況の中で、これから働く女子学生たちが、働き方についてどのように考えているのか明らかにするため研究を行った。本研究では、女子学生の就職意識、それを取り巻く環境や仕事とライフイベントとの関係について検証するため、女子学生の就職する際に重要視することや結婚・出産のライフイベントと就業の有無の関係などのアンケート調査を実施した。女子学生たちをいくつかの分類に分けて分析を行った結果、それぞれに目立った有意差は見られず、給料や休日や社内の雰囲気などを重要視する学生が多いことや、他にも、結婚・出産後も就業継続を望む学生が多く、仕事に対して意欲的であることが分かった。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字が12名、10000字が1名の計13名であった。今年の学生たちは、比較的早期から課題を設定して課題に取り組んだといえる。また、当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けることもできた。全体として、段階的に提出をしながら、完成に近づけてきたが、段階ごとに、教員からのコメントを受けて、修正した内容を教員に提出するというプロセスが機能したと評価できるだろう。ラーニング・コモンズを積極的に利用し、ラーニング・コモンズに常駐している教員からの学習指導を受けたことも、自立的に卒業論文に向き合えた要因となった。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。そうした調査のスケジュールとの兼ね合いという難しい点もあるが、進捗状況をゼミのクラスで発表するたびに、ゼミ生同志あるいは教員からのアドバイスを受けながら、どこまでをいつまでにしなければいけないかということを今年は比較的スムーズに積み重ねることができたように思う。ぜひ、来年度の4回生に今年の経験を伝え、踏襲できるようにシステムを構築してほしい。 |
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キーワード1 | 女子学生 |
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キーワード2 | 就職意識 |
キーワード3 | 女性の社会進出 |
キーワード4 | |
キーワード5 |