学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 木原 活信 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | クレジットカード利用者における借金依存症 ―予防と支援、そして課題とは― |
内容 | クレジットカードでの支払いが一般的にはなったものの現金払いとの利用方法の違いから金銭感覚のズレが生じることがある。また先行研究によりクレジットカードを利用すると購買が促進されることがわかった。手軽なネットショッピングでの買い物やキャッシングをクレジットカードで利用し、金銭感覚の麻痺を起こして結果自転車操業のような事態に陥ってしまう人は少なくない。また昔のように知り合いに金の無心をせずとも自分自身でクレジットカードを使って金を調達できるため誰にも知られずに自転車操業を始めることができる。多くの借金依存症者は買い物依存症やギャンブル依存症と同時に起こっていることが多い。借金依依存症とクレジットカードの関係性を明らかにし、予防と支援の必要性を説いた。 |
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講評 | 卒業論文の講評であるが、テーマ設定は、僕の方針で各自が考えるということ、これが大前提である。その目的は、テーマを自ら見出し探求することにこそ、大きな意義があると考えるからである。今年もテーマを各自、よく練って考えたと思う。その結果、今年もテーマとして、幅が広く、障害児・者(発達障害含む)、高齢(施設の統合含む)、児童(里親、母子)、性的虐待、依存症、犯罪問題、地域の諸課題、多文化ソーシャルワーク、ドミニカの福祉という国際的な福祉課題まで多種多様であったが、各自鋭い問題意識をもってユニークなテーマに取り組めたと思う。それは評価できる。 内容としては、各自、自分の問題意識をもとに、テーマを自ら見つけ、自分がやりたいことをやったのであるが、その問題意識の深さ、自分自身との距離、そしてその取り組みへの準備と時間のかけ方や、とりくみに早くからできた人と、遅かった人では、その結果にそのままあらわれたところがあるように思う。 全体として、自らの問題意識をなんとか必死で活字にしようというまではよかったと思う。最後まで提出にかなり苦労した人もいたが、早くから論文にとりくみ、明確な主張をして納得のいく卒論を書き上げることができた人もいた。実際、見事に成功した論文も散見された。なかには、大学院の修士論文に匹敵するような迫力ある論説もあった。総じていえば、皆、各自、それなりによくがんばったと思う。お疲れ様。 |
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キーワード1 | 借金依存症 |
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キーワード2 | クレジットカード |
キーワード3 | 多重債務 |
キーワード4 | 貧困ビジネス |
キーワード5 |