学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 木原 活信 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | 大学での障がいをもつ学生への支援に関する一考察 |
内容 | 本稿では,まず,障がいをもつ者の教育の機会の保障に関する国際的な動向,国内の障がいをもつ者の教育や障がい学生支援の歴史から,現在の日本の障がい学生支援に繋がる国内外の出来事を辿った.また,日本学生支援機構の実態調査から全国の障がい学生の現状を把握するとともに,PEPNet-Japanの連携大学の取組みを通して,各大学の障がい学生支援のあり方を捉え,その多様性を指摘した.そのうえで,筆者自身が活動している同志社大学の障がい学生支援について整理し,同志社大学の障害学生支援制度で活動するサポートスタッフを対象に行ったアンケート調査の結果からサポートスタッフが障がい学生と同じ「学生」の立場から,支援の質を意識し,主体的に活動する存在と考え,サポートスタッフは主体性をもって活動し,大学の障がい学生支援制度とも主体的な関わりをもって活動することが望まれると提言した. |
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講評 | 卒業論文の講評であるが、テーマ設定は、僕の方針で各自が考えるということ、これが大前提である。その目的は、テーマを自ら見出し探求することにこそ、大きな意義があると考えるからである。今年もテーマを各自、よく練って考えたと思う。その結果、今年もテーマとして、幅が広く、障害児・者(発達障害含む)、高齢(施設の統合含む)、児童(里親、母子)、性的虐待、依存症、犯罪問題、地域の諸課題、多文化ソーシャルワーク、ドミニカの福祉という国際的な福祉課題まで多種多様であったが、各自鋭い問題意識をもってユニークなテーマに取り組めたと思う。それは評価できる。 内容としては、各自、自分の問題意識をもとに、テーマを自ら見つけ、自分がやりたいことをやったのであるが、その問題意識の深さ、自分自身との距離、そしてその取り組みへの準備と時間のかけ方や、とりくみに早くからできた人と、遅かった人では、その結果にそのままあらわれたところがあるように思う。 全体として、自らの問題意識をなんとか必死で活字にしようというまではよかったと思う。最後まで提出にかなり苦労した人もいたが、早くから論文にとりくみ、明確な主張をして納得のいく卒論を書き上げることができた人もいた。実際、見事に成功した論文も散見された。なかには、大学院の修士論文に匹敵するような迫力ある論説もあった。総じていえば、皆、各自、それなりによくがんばったと思う。お疲れ様。 |
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キーワード1 | 障がい学生支援 |
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キーワード2 | 大学 |
キーワード3 | 合理的配慮 |
キーワード4 | サポートスタッフ |
キーワード5 | 学生 |