学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 木原 活信 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 社会的孤立からの脱出 ―行政による支援と打開策― |
内容 | 日本において社会的孤立の問題が出現し始めたのは, 1980年代頃からである。高度経済成長を続ける中で, 核家族化が進み, 長寿化に伴い寡婦期間も長くなっていくなかで, 孤立死・孤独死をする高齢者が現れるようになってきた。近年に至っては, 「個人主義化」「関係の希薄化」といった言葉が表すように家族関係を含めた人間関係の変化が生じ, 結果として高齢期に孤立状態に陥る人が増えてしまった傾向が窺える。 この研究を進めていく中で, 社会的孤立に陥ってしまう主な原因として, 現役時代に職場の関係に終始してしまったことが浮かび上がってきた。このような状況を改善し, 社会的孤立から脱却をするためには, 行政の力がとても重用なのだと考えるに至った。今住んでいる地域に何が必要とされているのかをきちんと理解することで, 多くの人が生きがいを持って暮らすことが可能となる。そうすることで社会的孤立を解消していくことができるのだと結論づけた。 |
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講評 | そもそも当初は「孤独」それ自体に哲学的に興味を持っていたようであるが, その視点自体も大変ユニークであった。本稿ではそのような問題意識をもちながらも, それを具体的な社会福祉実践における社会的孤立に具象化させ, その状況を改善し, それから脱却をするための方策を考案している。それには行政の力が重用なのだと考えるに至った。そうすることで社会的孤立を解消していくことができると結論づけている。 周囲に流されず, 自分のペースでしっかり, じっくりと課題に取り組むことができた点は評価できる。今後は, 行政で働く立場で, 卒業論文での成果をしっかり活かして地域に貢献してもらいたい。 |
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キーワード1 | 社会的孤立 |
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キーワード2 | 自治体 |
キーワード3 | 健康寿命 |
キーワード4 | 無縁社会 |
キーワード5 |