学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	空閑　浩人	年度	2015年度
タイトル	いじめに苦しむ人のために ―学校教育から支援まで―

内容	本稿では、近現代のいじめの特徴とその発生原因を分析し、社会福祉的支援法やいじめ関連法等から、いじめ自殺を食い止めるための解決策を明確にする事を目的とする。 まず、児童のいじめ事故・事件で近年大きく取り上げられた事案を数件ピックアップする。そこから時代によって変化してきたいじめの特徴を、特に現代に絞って明らかにする。 　そこで、いじめを防止するための様々な施策に目を向ける。最近ではカウンセラーやいじめ相談ダイヤル等、児童が悩みを打ち明けることができる。加えて、いじめや不登校に苦しむ児童の「逃げ道」としてフリースクールが挙げられ、新たな学校生活を送る事が可能だ。また、近年制定された「いじめ防止対策推進法」が持つ効果や役割に注目し記述していきたい。

講評	（「いじめに苦しむ人のために―学校教育から支援まで―」）は、近年のいじめによる自殺事件を取り上げ、その背景に見られる今日的な特徴について論じている。「日常化」と「透明化」をキーワードに今日のいじめ問題を分析し、具体的ないじめ防止対策について考察されている。「逃げ道を」という筆者の思いが力強く主張されている。

キーワード1	フリースクール
キーワード2	いじめ相談ダイヤル
キーワード3	いじめ防止対策推進法
キーワード4
キーワード5