学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 諸外国から学ぶ日本における女性のワーク・ライフ・バランス |
内容 | 経済のサービス化やグローバル化が進展しているなかで,女性の生き方も大きく変化してきている.これからは,多くの女性が仕事と家庭をいかにバランスさせるかを考えることになる.内閣府によると,ワーク・ライフ・バランスとは「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き,仕事上の責任を果たすとともに,家庭や地域生活などにおいても,子育て期,中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」とされている.これを実現するために我が国が,現在行っている取組みを紹介している.そして,日本よりも発展している諸外国の制度や取組みと比較した上で,それらを参考に,女性が仕事と家庭を両立するためにこれから日本の政府・企業・個人に求められることを述べた. |
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講評 | 1, 18名の提出であった。 2, 例年通りにゼミでの発表内容も含めての「卒論作成準備」は、二極化した。設定と文献収集リストは、ほぼ一斉にでてきたものの、卒論作成への熱意?や積極性で「格差」が出てきたと思われる。 3, 着眼点については、各自の問題性・課題について、自分の思いと証しからよく理解できた。 4, 論旨の明快性(一貫性)、構成力に関しては、よくできている論文が多かった。13, ゼミでは常々「激励」の意味を込めて伝えてきたことがある。卒論作成過程と提出できた卒論内容こそが大学生時代の学びの集大成である。講義科目はいわば「受動的姿勢」で良かったが、卒論作成は主体的、能動的に創り出していく姿勢が問われた。4年間の学んだ知識、読破した書籍、論文から得た内容や理解力、実習などでの経験、日頃からの情報収集力の集大成である。 6, すなわち各自の「福祉の視点」が明確になっているかが問われることになる。 各自のいろいろな動機から徐々にテーマを絞り、文献や資料を集め、これを読破・分析・整理して、自分の仮説を導き出し、それを論証するために論文を書いたという事実が、卒論の成果として残ったと思う。多くのゼミ生は自分自身との戦いであったと思う。苦しい思いをしながら作成作業をした。多くの人はこのような長文を書くことは今後の人生においては経験しないであろう。自分はあの卒論を書き上げたのだという自信だけはもって卒業して欲しい。もちろん、自分に厳しく自分を鼓舞して作成に立ち向かった人と、できるだけ自分との戦いは消極的で調整しながら作成した人とに区分できるかもしれない。 |
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キーワード1 | ワーク・ライフ・バランス |
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