学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 介護保険制度から今後必要な施策を考える ―ドイツとの比較研究とインタビュー調査を通して― |
内容 | 現在,日本では「介護保険制度」そのものや,それに附随する事柄に関して様々な課題が存在する.本論文では,まず高齢化の実情や介護保険制度が創設された背景を踏まえたうえで,そこから見出される介護労働者不足の問題や金銭的問題を課題として認識している.そしてさらに本論文では日本とドイツの両国の介護保険制度と成年後見制度に関する実情比較や,インタビュー調査を行ったことにより,介護保険制度やまたその他の附随する事象に対する情報入手の困難さという問題も浮上し,それらも新たな課題として認識した上で新たな高齢者施策を展開していく. |
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講評 | 1, 18名の提出であった。 2, 例年通りにゼミでの発表内容も含めての「卒論作成準備」は、二極化した。設定と文献収集リストは、ほぼ一斉にでてきたものの、卒論作成への熱意?や積極性で「格差」が出てきたと思われる。 3, 着眼点については、各自の問題性・課題について、自分の思いと証しからよく理解できた。 4, 論旨の明快性(一貫性)、構成力に関しては、よくできている論文が多かった。15, ゼミでは常々「激励」の意味を込めて伝えてきたことがある。卒論作成過程と提出できた卒論内容こそが大学生時代の学びの集大成である。講義科目はいわば「受動的姿勢」で良かったが、卒論作成は主体的、能動的に創り出していく姿勢が問われた。4年間の学んだ知識、読破した書籍、論文から得た内容や理解力、実習などでの経験、日頃からの情報収集力の集大成である。 6, すなわち各自の「福祉の視点」が明確になっているかが問われることになる。 各自のいろいろな動機から徐々にテーマを絞り、文献や資料を集め、これを読破・分析・整理して、自分の仮説を導き出し、それを論証するために論文を書いたという事実が、卒論の成果として残ったと思う。多くのゼミ生は自分自身との戦いであったと思う。苦しい思いをしながら作成作業をした。多くの人はこのような長文を書くことは今後の人生においては経験しないであろう。自分はあの卒論を書き上げたのだという自信だけはもって卒業して欲しい。もちろん、自分に厳しく自分を鼓舞して作成に立ち向かった人と、できるだけ自分との戦いは消極的で調整しながら作成した人とに区分できるかもしれない。 |
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キーワード1 | 高齢化 |
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キーワード2 | 介護保険制度 |
キーワード3 | 成年後見制度 |
キーワード4 | ドイツとの比較 |
キーワード5 |