学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 国際ボランティアに関する中日協力の可能性を考える |
内容 | 日本がODAに所属するのに対して中国は独自に対外援助を行っている.しかし,2007年4月11日に発表された「日中共同プレス発表」によると,「双方は,協力して第三国に援助を提供する問題について対話を行うことで一致した.」としている.今回の研究テーマは中日両国協力し国際ボランティアを結成し第三国で支援を行う可能性について論じる.中日両国それぞれの対外援助の歴史,変遷から政策や制度,仕組みを比較することにより,相違点を見出し,類似点から中日協力の可能性を考える.また,JICAボランティアとGapper国際ボランティアを例として取り上げ,関係者の三人を対象にインタビューを行い,Gapper国際ボランティアの参加者にアンケート調査を行い,協力を実現するための条件と具体的な提案,中日協力の未来像について論じる. |
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講評 | 1, 18名の提出であった。 2, 例年通りにゼミでの発表内容も含めての「卒論作成準備」は、二極化した。設定と文献収集リストは、ほぼ一斉にでてきたものの、卒論作成への熱意?や積極性で「格差」が出てきたと思われる。 3, 着眼点については、各自の問題性・課題について、自分の思いと証しからよく理解できた。 4, 論旨の明快性(一貫性)、構成力に関しては、よくできている論文が多かった。22, ゼミでは常々「激励」の意味を込めて伝えてきたことがある。卒論作成過程と提出できた卒論内容こそが大学生時代の学びの集大成である。講義科目はいわば「受動的姿勢」で良かったが、卒論作成は主体的、能動的に創り出していく姿勢が問われた。4年間の学んだ知識、読破した書籍、論文から得た内容や理解力、実習などでの経験、日頃からの情報収集力の集大成である。 6, すなわち各自の「福祉の視点」が明確になっているかが問われることになる。 各自のいろいろな動機から徐々にテーマを絞り、文献や資料を集め、これを読破・分析・整理して、自分の仮説を導き出し、それを論証するために論文を書いたという事実が、卒論の成果として残ったと思う。多くのゼミ生は自分自身との戦いであったと思う。苦しい思いをしながら作成作業をした。多くの人はこのような長文を書くことは今後の人生においては経験しないであろう。自分はあの卒論を書き上げたのだという自信だけはもって卒業して欲しい。もちろん、自分に厳しく自分を鼓舞して作成に立ち向かった人と、できるだけ自分との戦いは消極的で調整しながら作成した人とに区分できるかもしれない。 |
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キーワード1 | 対外援助 |
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キーワード2 | 国際ボランティア |
キーワード3 | 中日協力 |
キーワード4 | |
キーワード5 |