卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名小山 隆 年度2016年度
タイトルひとり親家庭の実態と生活支援について  -「離婚家庭」を中心に-
内容 子どもは家庭の中で心身ともに健やかに育つべき存在である。だが、現代においての家族を取り巻く社会的状況が起こり、家族の形態は多様化している。3組の1組が離婚するという現在の日本では、離婚家庭の数が増加している。離婚動機の多くを占めているのは暴力であって、暴力は直接被害を受けている人だけに影響があるのではなく、その場で見ていた子どもにも虐待の影響があることで、この経験は心理的な傷を残せる。この場面については普通のひとり親家庭よりは、離婚を経験したひとり親家庭において精神的支援が必要になるのではないか。
しかし離婚家庭にとどまらず、ひとり親家庭の多くが似たような生活課題を抱えている。本論文では、ひとり親家庭の現状を明らかにし、その支援について手当、養育費などの経済的支援と職業支援、子育て支援などの生活支援の主に二つに分けて検討していく。
講評 「ひとり親家庭の実態と生活支援について-「離婚家庭」を中心に-」ひとり親家庭が置かれる現状と課題について明らかにした上で、その支援の在り方について論じたものである。特に離婚母子家庭に焦点を当てその生活面、経済面と生活面の支援の在り方について論じている。問題意識は明確で現状を丁寧に明らかにしようとしている論文である。
キーワード1 離婚
キーワード2 DV
キーワード3 一人親家庭
キーワード4 生活支援
キーワード5