学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 山田 裕子 | 年度 | 2016年度 |
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タイトル | 高齢者施設職員におけるレクリエーション概念と支援の在り方 |
内容 | 私は、特別養護老人ホーム(以下、特養)でのアルバイト経験を通して高齢者施設で行われるレクリエーション支援の在り方について興味関心を持った。特養には認知症の症状の進んだ利用者が多く入居されている。この環境は、全員で同じレクリエーションを行うには不向きな空間であるといえる。しかし、日中ずっとテレビを見るか食事をするかという生活はつまらない。勿論、施設でレクリエーションの機会が何も無いわけではなく、花見や運動会や夏祭りといった大きなイベントも行われる。このようなレクリエーションイベントで全員が楽しめるようにするためには施設職員の持つレクリエーションへの考え方や取り組み方が影響するのではないかと考えた。私は、レクリエーション支援の現状調査を行うとともに職員の持つレクリエーションに対する考え方・概念を知ることを目的にインタビューによるレクリエーション支援の実態調査を行った。この調査を通して、施設職員の持つレクリエーション支援への考え方とその影響について論じる。 |
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講評 | 特養での3年足らずのアルバイト経験を通して、高齢者福祉におけるレクリエーションの意味と機能をここまで思考できるのか、と卒論研究計画を聞いた時に驚きがありました。調査も、実際に2、3人に聞き取りを始めたところ、協力者が次々と現れ、断るのも申し訳なく、結局22名からお聞きした、という嬉しい悲鳴で始まり、データ入力は悲鳴を上げなかったのに、マイコプラズマ肺炎に罹り、その間もレクリエーションについての文献研究を続けたようでした。13の調査項目は、卒論完成の日時を懸念し、3つに絞ることを勧めました。分析結果は、利用者にとって、レクリエーションを楽しみや生きがい、刺激等、生きる力を獲得できるものであるべきだとの考えが職員間で共有されている半面、職員には負担も大きい事がわかり、その解決方法を職員間の理解と連携を促進することなど、綿密な考察の後3つ提案しています。残りの項目の分析も楽しみです。 |
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キーワード1 | 高齢者 |
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キーワード2 | 高齢者施設 |
キーワード3 | 福祉レクリエーション |
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