学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 埋橋 孝文 | 年度 | 2017年度 |
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タイトル | ICTが発達障害児教育に及ぼす影響について ~教育現場へのICT環境整備に向けて~ |
内容 | 本論文は、近年環境整備が進んでいる教育現場へのICT技術の導入が、発達障害を持つ児童に対してどのような影響を及ぼすかという事について論じたものである。発達障害はその症状や程度に個人差が顕著に浮かび上がるものであり、1人1人に合わせたサポートという事が現状では難しい。しかし、ICT技術を教育の現場に導入することでそれらのサポートの形が大きく変わると考えられる。ICT技術は発達障害を持つ児童が今まで困難としていたことに対して従来の方法とは異なったアプローチでサポートする。本論文では、実際にICT技術を用いた指導を行ったモデル校の事例報告などを用いて、新たな発達障害児教育の支援について論じる。ICT教育が発達障害児の学習、集団生活への参加に及ぼす影響を論じた上で、それが発達障害児の学校生活に対してどのような影響を及ぼすかを論じる。更には不登校児の中には発達障害児が割合として多いというデータを用いて、不登校などの問題にも触れる。 |
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講評 | 発達障害とICTについて丁寧に説明を加え、その上で、発達障害の教育におけるICT活用例を検討している。さらに、ICT導入にあたっての注意点を、人材面、VDT症候群、セキュリティにわたって論じている。とくに、ICTの導入によって、コミュニケーションの練習になりえること、および、「学習への不安や周囲との関わりに関する不安を払しょくすることができる」ことに注目していることが興味深い。 |
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キーワード1 | 発達障害 |
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キーワード2 | ICT技術 |
キーワード3 | 注意欠陥多動性障害(ADHD) |
キーワード4 | 自閉症スペクトラム障害(ASD) |
キーワード5 | 学習障害(LD) |