学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 井上 智義 | 年度 | 2017年度 |
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タイトル | ファッションが人に与える心理的影響 |
内容 | 本研究の目的は、ファッションが人に与える心理的影響を多方面から考察していくことである。藤原(1986)の研究では、他者からの評価を気にする者は保守的な服装をする傾向があることが明らかにされているが、近年ではSNSの普及などによりその傾向はあまり見られない。ファッションに関心を持ちおしゃれを楽しむ人々の目的は、「他者からの印象」と「自己満足」の大きく2つに分けることができるが、自己満足でおしゃれを楽しむことでそれが自信に繋がり精神の安定にも繋がり得るため、他者からの印象が大きく変わる可能性があることが明らかになった。ファッションは自己を表現し自分の価値観を伝えるコミュニケーションツールのひとつになりうるが、この2つのどちらに属すかがいつどのようにどういった心理状況により形成されるのかを検討することが今後の課題として挙げられる。 |
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講評 | 今年度は、合計17名の卒業論文と卒業研究の指導を担当しました。ゼミの中心的テーマは、異文化理解とバイリンガリズムですが、今年度の各自の論文のテーマは、非常に多岐に及び、親子関係や養育態度とコミュニケーション、服飾関係、方言、外国語習得など、個性豊かな内容が見られました。教育現場に近いものとしては、教師の生徒への言葉がけの問題、学習意欲や動機づけの問題など、教育心理学を中心とした多様な問題が取り上げられました。各自の興味関心からなる論文は、先行研究の時間をかけたレビュー、独自の視点でのまとめ、独自の調査によるデータの収集など、すべて心理学的な手法を用いたものとなっています。受講生の努力とその成果を称えたいと思います。 |
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キーワード1 | ファッション |
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キーワード2 | 心理学 |
キーワード3 | 承認欲求 |
キーワード4 | |
キーワード5 |