卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名空閑 浩人 年度2017年度
タイトル独居高齢者の抱える問題と解決策―安心してひとりでくらしていけるまち―
内容 本稿は、独居高齢者を取り巻く課題を明らかにし、独居高齢者を支える既存の支援について考えていく。独居高齢者を取り巻く課題は様々で、日常生活における生活課題や、加齢に伴う身体機能の低下や認知症にまつわる課題など、高齢者というだけでも多くの課題がある中、さらに一人暮らしということで様々な課題が重なってくる。それらを明らかにし、独居高齢者を支える既存のサービスには、どのようなものがあるか、公的・民間・地域に分けて、具体的な支援内容やメリット、デメリットについて述べていく。さらに、それらの既存の支援をうまく活用することや、地域や社会との繋がりを保つこと、生きがいを持つことなど、安心して独居高齢者として暮らしていくための条件についても述べ、独居高齢者の明るい未来について考えていく。
講評 人口の高齢化に伴って増加する一人暮らし高齢者とその生活に寄り添った論考である。独居でも安心して暮らしていけるために求められる支援が、具体的な事例を通して描かれる。これからの地域やコミュニティのあり方に多くの示唆を与える内容である。
キーワード1 独居高齢者
キーワード2 孤独死・孤立死
キーワード3 支援介護保険
キーワード4 生きがい
キーワード5