卒業論文詳細 | 同志社大学社会学研究科

学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	小山　隆	年度	2017年度
タイトル	独居高齢者の在宅生活を支える

内容	小規模多機能型居宅介護施設の実習で、独居の利用者さんが数名おられた。その施設は利用者さんの自宅の地域に働きかけ、独居であっても、社会資源をうまく利用し、地域で安心して暮らすことができるような工夫を行っていた。しかし、独居の利用者さんが夜に体調が急変し、自宅で亡くなられたというお話を聞いて、本人が病気等で状態が変わると、独居で生活することが難しくなることも分かった。そこで、私は在宅の独居高齢者が元気な時だけでなく、何かが起きた時でも安心して生活していけるような支援を考察していく。

講評	独居高齢者の抱える生活上の課題を取り上げたうえで、孤独死の問題についても論じた論文である。結論的に、自治体の取り組みと民間団体の取り組みを比較したうえで、参考となる諸外国（スウェーデン、ドイツ、アメリカ）の取り組みを紹介している。