学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	埋橋　孝文	年度	2018年度
タイトル	少年犯罪とメディア社会

内容	年々少年犯罪の件数が減少していることに反して、我々の認識は悪化していることを問題ととらえ、少年事件の報道のされ方から我々が感じる不安を明らかにする。第1章では問題提起を行う。第2章では、傾向と対策から少年犯罪を分析し、第1章で提起した問題を詳細に示す。第3章では、少年犯罪に対して我々が感じる不安はどのように生じるのかを考える。そして、第4章では我々の感じる不安がメディアによる影響であると考え、第5章にて非行少年に不寛容になってしまっている社会構造の問題を明らかにし、第6章で全体をまとめる。少年犯罪における傾向やメディア報道の内容、世の中の不安における調査から問題の本質を明らかにするとともに、これからどのような社会が望まれるかを考えていきたい。

講評	「少年犯罪に対して我々が感じる不安」を取り上げ、①メディアの影響を明らかにし、②非行少年に不寛容になっている社会構造の問題を明らかにしようとする。①と②の複眼的視点から迫っていることが評価できる。

キーワード1	非行少年
キーワード2	少年犯罪の凶悪化
キーワード3	犯罪減少社会
キーワード4	報道
キーワード5