学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	小山　隆	年度	2018年度
タイトル	社会的孤立と向き合う

内容	近年、社会問題として「社会的孤立」や「孤独死」が取り上げられることが多い。そんな中、私は個人要因だけでなく、地域や社会要因が関係していると考えている。特に日本では、数十年の間に増加した高齢者が孤独死の半数以上を占めていることから高齢者に対する支援体制の中には見直していく点があると考えている。私がこのテーマを選んだのは、昨年、社会福祉協議会に実習に行った際に自治会に加入していない人との間に地域の溝ができ、孤立が深刻化していることを知った。そうした孤立の中で1番件数が多い高齢者の孤立だけでなく、若者や障害者に与える影響も視野に地域支援のあり方について取り組んでいきたい。また、本論文では、社会的孤立を防ぐために求められる機能とは何か、人と人のネットワークを作り出していくにはどのような取り組みが必要になってくるのか他国の取り組みも取り上げながら考察していきたい。

講評	社会的孤立の問題を高齢分野に限らず、広く取り上げようとした論文である。社会的孤立になりやすい人として、障害者や若者の孤立の問題まで触れ、自殺や虐待と社会的孤立の関連について論じているところに特徴がある。

キーワード1	地域のネットワーク
キーワード2	孤立
キーワード3	単身世帯
キーワード4	社会福祉協議会
キーワード5