学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2017年度 |
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タイトル | 留学生のインターンシップにおける進路選択に関する研究―中国人留学生を中心とした異文化適応について― |
内容 | 自分自身のインターンシップの経験と、インターンシップで出会った中国人留学生から、進路について迷っているということを聞いたことがきっかけで、中国人留学生にとってインターンシップが進路に影響するのかという疑問を持った。その疑問がきっかけで、中国人留学生にとってインターンシップが、進路選択に影響を与える規定要因となるのかという研究を行った。また留学生ということで、異文化適応という側面でも文献研究を進めた。結論としては、日本語能力が上級で、留学目標が明確である中国人学生は、ゼミ活動とインターンシップ活動を通してコミュニケーション能力を高め、日本の企業で就職する可能性が高いということがわかったのである。さらに日本語能力が中~低とインターンシップやアルバイトが将来の進路選択に影響がなく、中国に戻り中国の起業に就職することが多いこともわかったのである。これらの研究は、中国人留学生15人に対してインタビューを実施し、考察をしたものである。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字が7名、10000字が1名の計8名であった。今年の学生たちの一部は残念ながら、課題設定と進捗については、時間管理がうまくいかなかった印象が強い。当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けることもできるような体制を構築している。全体として、段階的に提出をしながら、完成に近づけてきたが、段階ごとに、教員からのコメントを受けて、修正した内容を教員に提出するというプロセスが機能した部分としなかった部分が反省点である。段階的な指導体制は機能してはいるが、学生同士での議論はあまりおこなわれていなかったように思う。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。そうした調査のスケジュールとの兼ね合いという難しい点もあるが、進捗状況をゼミのクラスで発表するたびに、ゼミ生同志あるいは教員からのアドバイスを受けながら、どこまでをいつまでにしなければいけないかということを伝え、ゼミ生同士で切磋琢磨しながら、自立的に進めていくことも期待しているのだが、その点が個々バラバラに行われていたのが残念であった。 |
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キーワード1 | インターンシップ |
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キーワード2 | 進路選択 |
キーワード3 | 留学生 |
キーワード4 | |
キーワード5 |