学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2018年度 |
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タイトル | 結婚意識の変化による少子化 |
内容 | 少子高齢化問題が年々深刻化しているが、実際に深刻化していることを実感している人はあまりいないのではないだろうか。日本は現在では世界で例をみないほど少子高齢化が加速していることから「超少子高齢化社会」とも言われている。本卒業論文は、少子高齢化問題の少子化に焦点を当てた。そして、少子化の原因として結婚意識の変化によるものが主な原因ではないかということに着目した。意識変化には2つの要因が考えられる。1つは価値観の多様化や女性の社会進出による社会的要因である。2つめは結婚生活や子育てに期待する生活水準が上昇したことと、若者の稼ぎ出せると予想する収入の水準が低下している経済的要因である。特に社会的要因に着目し述べていく。今までのの結婚に対する価値観や、現代の若者の結婚に対して求めるものや理想の人生、新しい考え方について研究し、さらに少子化問題に対するアプローチをしていく。 |
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講評 | 専門演習クラスで、すでに伝えているが、黒木ゼミの卒業論文評価は次のような項目である。1)論旨の明快性(一貫性) 2)着目点、3)準備力(作成発表内容等)、4)構成力、5)文献の収集、6)文献の応用、7)表現力、8)卒業発表会内容、を各項目で評価し、総合点とする。 1・卒論作成は、多くのゼミ生は自分自身との戦いであったと思う。苦しい思いをしながら作成作業をした。多くの人はこのような長文を書くことは今後の人生においては経験しないであろうと思われる。自分はあの卒論を書き上げたのだという自信だけはもって卒業して欲しい。もちろん、自分に厳しく自分を鼓舞して作成に立ち向かった人と、できるだけ自分との戦いを調整しながら作成した人とに区分できるかもしれない。 2・例年通りに3)「準備力」は、二極化した。専門演習クラスにおける発表準備、発表内容、レジュメ内容での評価となる。しっかりと文献を収集し、文献を読み、卒論構想に取り組んでいる発表と、明らかにまだ取り組んでいないことが判断できる発表である。毎回一人約30分、3人の発表となるが、ゼミ生15人のために春学期2回、秋学期1回だけの発表であった。 3・文献の収集のためには「検索」方法を身につける必要がある。また文献の応用をしながら、本格的執筆のための準備をしていくことになった。テーマ設定・提出は、ほぼ一斉にできたものの、準備に時間、エネルギーを費やしていく卒論作成への熱意や積極性で差が出てきたと思われる。 4・2)着目点については、そのテーマ・内容に関心を持ち、着目した各自の問題性・課題性との関連で評価できた。自分の思いと証しからよく理解できた。 5・1)論旨の明快性(一貫性)、4)構成力、7)表現力に関しては、例年以上によくできている論文が多かった。 6・ゼミクラスでは常々「激励」の意味を込めて伝えてきたことがある。卒論作成に取り組んだ過程と提出できた卒論内容こそが大学生時代の学びの集大成である。講義科目はいわば「受動的姿勢」で良かった。しかし、卒論作成は主体的、能動的に自らが一から創り出していくことでもあった。各自のいろいろな関心・動機から徐々にテーマを絞り、文献や資料を集め、これを読破・分析・整理した。自分の疑問点からどうすれば仮説を導き出し、それを論証するために論文を書いたという事実が、卒論成果として残ったと思う。 |
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キーワード1 | 「少子化」 |
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キーワード2 | 「高齢化」 |
キーワード3 | 「子育て」 |
キーワード4 | 「結婚」 |
キーワード5 |