学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	埋橋　孝文	年度	2019年度
タイトル	子どもの自尊感情を高めるには　 　　　　　　　　-文化・子育て親子関係から考える-

内容	近年、日本では子どもの自尊感情の低さが問題 となっている。他国と比較すると、日本の子どもたちの自尊感情の低さは顕著に表れる。自尊感情の低さは子どもの将来に様々な影響を与える。例えば、新しいことに挑戦する際、「どうせ自分には無理だ」と感じることで、自ら挑戦をやめてしまう、また何かに失敗したときに引きずってしまい、なかなか立ち直ることができない、などといった点があげられる。その他にも様々な問題は生じるが、本論文ではこの「将来への負の影響」に焦点を当て、それを少しでも減らすにはどうすべきなのか考えていきたい。また、自尊感情が低くなる要因は１つではない。今回はその中でも特に、社会関係、親との関係性、文化の違いなど、「人や社会との交流・コミュニケーション」に関わる要因に着目しながら進めていきたい。

講評	日本の子どもの自尊感情の低さの理由を探り，その上でそれをどうすれば高めることができるかを考察した論文である．自尊感情が低いことはさまざまな「将来への不の影響」を及ぼすが，「人や社会との交流・コミュニケーション」に焦点を当てているところが興味深い．

キーワード1	自尊感情
キーワード2	自己肯定感
キーワード3	文化の違い
キーワード4	親子関係
キーワード5	社会生活