卒業論文詳細 | 同志社大学社会学研究科

学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	空閑　浩人	年度	2019年度
タイトル	CSV経営 ―社会課題を解決する新たなビジネスと組織作りー

内容	近年CSV経営といわれる、市場経済のメカニズムを生かし、ビジネスの力で社会課題や環境問題などに関わる社会課題を解決し、社会価値と企業価値を両立させる取り組みが注目されている。現代社会における膨れ上がった課題を解決していく為には、多くの人間が所属するコミュニティである「企業」が社会課題と向き合わなければならない。しかし、社会課題を解決しながら、利益をあげるということは口で言うほど簡単なことではないのは明らかであろう。では、実際にCSV経営を実践している企業はどのように社会課題の解決と利益を両立させているのであろうか。本稿では具体的な事例をもとにCSV経営の特徴を洗い出し、汎用性を高めていく。

講評	「ＣＳＶ経営―社会課題を解決する新たなビジネスと組織作り―」：今日の社会問題や環境問題などの解決に向けて「企業」がもつ可能性を論じたものである。社会価値と企業価値の両立など、ビジネスだからこそ可能になる社会課題解決のために、「ＣＳＶ経営」の方法論が展開され、読み手を「ワクワク」させる内容となっている。