学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2017年度 |
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タイトル | ストリートダンスの印象と必修に対する意識を武道と比較調査 |
内容 | 若者に人気のストリートダンス。平成24年度から中学の必修科目化し、子供たちの「生きる力」を育むというテーマに基づく改訂内容の中で、特に注目されている。私自身、高校生の頃から、部活動やサークルでストリートダンスを7年間しており、このダンスの必修科目化に非常に研究に興味が湧いた。私はこのダンスにおけるもっとも人々の生活に影響を与えるのはスポーツとしての運動に親しむ資質よりも、文化的背景知ることやダンスの歴史などを後世に伝えることも含まれていると考えている。そしてこの改定では数年後に将来的に効果がでると私自身考えている。そこで、現在、体育の教員を目指す学生は実際ダンスの文化的背景など知りたいのか。そして今後どうしていくべきかを考察する。また武道では柔道を例にとって比較したいと思う。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字が7名、10000字が1名の計8名であった。今年の学生たちの一部は残念ながら、課題設定と進捗については、時間管理がうまくいかなかった印象が強い。当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けることもできるような体制を構築している。全体として、段階的に提出をしながら、完成に近づけてきたが、段階ごとに、教員からのコメントを受けて、修正した内容を教員に提出するというプロセスが機能した部分としなかった部分が反省点である。段階的な指導体制は機能してはいるが、学生同士での議論はあまりおこなわれていなかったように思う。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。そうした調査のスケジュールとの兼ね合いという難しい点もあるが、進捗状況をゼミのクラスで発表するたびに、ゼミ生同志あるいは教員からのアドバイスを受けながら、どこまでをいつまでにしなければいけないかということを伝え、ゼミ生同士で切磋琢磨しながら、自立的に進めていくことも期待しているのだが、その点が個々バラバラに行われていたのが残念であった。 |
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キーワード1 | ストリートダンス |
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キーワード2 | 体育 |
キーワード3 | 武道(柔道) |
キーワード4 | |
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