学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	空閑　浩人	年度	2020年度
タイトル	「女性の社会進出による少子化―ワークライフ・バランスの充実を目指して―」

内容	私は、晩婚化、晩産化に女性の社会進出が大きく関わっていると考える。どのようにし て価値観が多様化したか、少子化問題、ワークライフ・バランスの充実した子供を産み育てやすい社会とはどのような社会なのかについて本論文では考えていく。 　第一章では、女性の社会進出について述べる。女性の社会進出の歴史、また、時代の流れによって変化し多様化する女性の価値観について述べる。第二章では、なぜ女性の社会進出と少子化問題の結びつくのかについて、第三章では、これまで日本が少子化問題とどのように向き合ってきたか、少子化問題のカギを握るワークライフ・バランスをどのように充実にするのか解決策について述べる。 　本論文では、ワークライフ・バランスが充実することで、少子化、女性の社会進出の足かせを外すことができるという結論に至った。

講評	本稿は、少子化問題に対して、ワークライフ・バランスを切り口に論じたものである。少子化の 背景にある女性の社会進出に焦点を当てて、決してそのことを否定するのではなく、丁寧に考察 する姿勢は好感が持てる。仕事と子育ての両立の多くの可能性が示唆される。

キーワード1	少子化
キーワード2	子育て支援
キーワード3	価値観の多様化
キーワード4	男女共同参画
キーワード5	ワークライフ・バランス