学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | 義務教育期間における不登校児童生徒の居場所と支援の現状―多様な学び方・居場所を認めるために― |
内容 | 本論文では、不登校児童生徒への支援の現状に焦点を当て、「学校以外での学習」という選択肢や、「学校以外の居場所」について論じる。文部科学省の統計によると、2019年度の不登校児童生徒数は約18万人で、ここ10年増加し続けている。不登校児童生徒の学びや自立を支援する場所として、学校教育法第一条に規定される「学校」以外に、国や自治体が設置する教育支援センター(適応指導教室)や、国の認可を受けずに活動しているオルタナティブスクールや地域の支援団体が挙げられる。しかし不登校児童生徒全体で考えると、依然としてその利用率は合計しても15%程度に留まっている。欧米では「学校」以外にも多くの選択肢があり、また国から認可を受けていることが少なくない。日本でも不登校児童生徒の学び方・居場所として多様な選択肢が認められるために、どのような制度や方法を取り入れたらよいか論じていく。 |
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講評 | 増加する不登校児童に対する対応として、無理に学校に行かせると言うよりも、多様な学び方、居場所があるべきであることを海外の事例なども紹介しながら明らかにした研究である。オルタナティフスクールやホームスクールさらにはeスクールの可能性も紹介した上で、「学校に登校する」ことが目的なのではなく、「自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立する」ことを目指すべきとしている。 |
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キーワード1 | 不登校 |
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キーワード2 | 義務教育 |
キーワード3 | 居場所 |
キーワード4 | オルタナティブスクール |
キーワード5 |