学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	埋橋　孝文	年度	2020年度
タイトル	現代的な統合失調症の治療

内容	本研究の目的は統合失調症という病気の理解と現代の治療法の考察である。その方法として様々な資料を参考にしながら、現在、行なわれている治療法や支援を詳しく調査するを目的とするリハビリテーション、患者を取り巻く自宅や地域といった環境が現代の治療において不可欠な要素であることが分かった。私はこの結果を得て患者を取り巻く自宅や地域といった環境を注視すべきだと考える。治療は病院より自宅や地域で行なう時間の方がずっと長いからである。いくら医療が発達しようと、ストレスが大きくなりすぎたり、適切な居場所がなかったり、いつも非難や否定的な言動にさらされていれば、また病気が再発してしまうのである。また社会全体においても本人、家族が当たり前の生活を取り戻すために統合失調症の理解が深められ、偏見をなくしていく不断の努力がなされる必要があると考える。

講評	食品ロスの抑制と貧困の抑制という2つの役割の点で注目されているフードバンク活動の現状と課題を明らかにすることを目的とした論文である．都道府県での取り組みを調べ，様々なミスマッチの解消が必要なこと，SNSなども活用した認知度の向上が必要であると結論づけている．3年生のポスター発表以来の問題意識にもとづいた論文であり，堅実な論旨の展開となっている．

キーワード1	統合失調症
キーワード2	薬物療法
キーワード3	リハビリ
キーワード4	偏見
キーワード5	精神療法