学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | 幸福について考える?幸福度指標作成作業を通して? |
内容 | 幸福に対する関心が高まりつつある近年、個人の幸福感を測定し、数値で表すランキングが数多く発表され、話題となっている。また、多くの幸福度ランキングにおいて上位を占めるのは北欧諸国であり、日本の幸福度の低さが指摘されることは少なくない。一体なぜ日本の幸福度は低いのだろうか。本論文では複数の幸福度調査を通して、その原因を探っていく。一方で、幸福を規定する要因については未だ十分な確証が得られておらず、ランキングで用いられた指標のみで幸福度を正確に測定できるとは言い難い。そのため、ランキングにおける数値や順位だけをみて他国と比較し、「日本の幸福度が低い」と結論付けることは正しいとは言えないのではないだろうか。そこで、本論文の後半では既存の幸福度指標について比較検討を行い、それを踏まえたうえで私なりの幸福度指標について提案し、幸福を規定する要因について論じていきたい。 |
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講評 | 近年マスコミ等で各種幸福度ランキングが語られることがありその中で日本の順位が低いとされることがあるがそのことに疑問を呈したことが、この研究の契機である。 具体的には 国際連合による「世界幸福度報告」における調査、OECDによる「より良い暮らし指標」、内閣府による「国民生活選好度調査」「満足度・生活の質に関する調査」をとりあげ様々比較している。そして日本の幸福度が低い理由として、肯定否定いずれにせよ両極の回答を好まない国民性などを挙げたうえで、個々の指標について幸福度が低くなる原因を探っている。そしてさらに新潟市の発表している幸福度指標やブータンの採用している指標なども分析したうえでトライアル版の指標作成に臨んでいる。主観指標と客観指標のバランスをとり、回答者の便を考えて回答数を減らすことを意識したうえで、最終的に18項目の指標を提示した。 |
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キーワード1 | 幸福 |
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キーワード2 | 幸福度 |
キーワード3 | 幸福度指標 |
キーワード4 | 主観的指標 |
キーワード5 | 客観的指標 |