学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 廣野 俊輔 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | Xジェンダー当事者の視点から見たLGBT差別禁止法案 |
内容 | 世間にはXジェンダーと呼ばれる人々がいる。XジェンダーとはLGBTをはじめとするセクシュアリティのうちの一つだ。一方、現在日本にはLGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティの権利向上を目的とした法案(以下、LGBT法案)が3つ存在する。なかでもLGBT差別禁止法案が有名だ。本稿では、XジェンダーがLGBT法案でどのような扱いを受けているのかを調査する。具体的にはLGBT差別禁止法案という略称は妥当か、法案の中で用いられるSOGIという語の意味は妥当か、法案に付随する「困難リスト」の内容は妥当かの3点を検討する。そのうえで、国内外のLGBT法案や法律との比較を行う。その結果、同法案をはじめ日本のLGBT法案はXジェンダーを軽視しており、Xジェンダーへの差別を禁止しきれないと結論づけた。また、日本のLGBT法案は海外のLGBT差別禁止法と比較すると内容で後れを取っていることが分かった。 |
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講評 | 2年前に着任したわたくしにとって,これが初めての卒論の総括になります。2020年4月,久しぶりに母校に戻った私は,初めてゼミのメンバー(当時は3年生)と対面しました。対面したといってもコロナ禍のためにZOOMによるオンライン講義でした。メンバーは多様で,社会福祉士の受験資格を取得する人もそうでなく福祉分野以外での就職を目指す学生さんもいました。それはともかくとして全員必ず出さないといけないのが,卒業論文です。12月にゼミ独自の締め切りを設けました。進捗にばらつきこそありましたが,より進んでいる学生が,そう学生を手伝うといった光景も見られ,最終的になんとか提出できました。特徴としては,人権課題に焦点を当てたものや国際色に富んだ論文,地域問題にかかわるものといったように,いろいろな意味で同志社大学らしい論文が揃いました。内容をよくすることももちろん重要ですが、長い文章を書きあげたという達成感は,きっとこれからの自信になると思います。? |
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キーワード1 | Xジェンダー |
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キーワード2 | ジョグジャカルタ原則 |
キーワード3 | LGBT |
キーワード4 | SOGI |
キーワード5 |