学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 廣野 俊輔 | 年度 | 2021年度 |
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タイトル | 児童福祉における「自立」の定義自立に向けての児童養護施設の支援のあり方 |
内容 | 本稿は普段、我々が何気なく使用している「自立」という言葉の意味について多角的に検討し、筆者独自の定義を決定するというテーマである。最終的には児童福祉に注目して取り上げるが、福祉全体に通ずる社会福祉法では「自立」した生活を送ることが支援の最終目標とされているため、児童分野以外の自立を考えることも研究の糧になると考え、取り上げた。それを元に児童福祉における自立を筆者なりに定義し、その自立に向け、児童養護施設で行われている支援について・アドミッションケア・インケア・リービングケア・アフターケアの4つを取り上げた。最後には、現在の児童養護施設の支援における課題を取り上げ、原因を追求し解決策を講じた。 |
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講評 | 2年前に着任したわたくしにとって,これが初めての卒論の総括になります。2020年4月,久しぶりに母校に戻った私は,初めてゼミのメンバー(当時は3年生)と対面しました。対面したといってもコロナ禍のためにZOOMによるオンライン講義でした。メンバーは多様で,社会福祉士の受験資格を取得する人もそうでなく福祉分野以外での就職を目指す学生さんもいました。それはともかくとして全員必ず出さないといけないのが,卒業論文です。15月にゼミ独自の締め切りを設けました。進捗にばらつきこそありましたが,より進んでいる学生が,そう学生を手伝うといった光景も見られ,最終的になんとか提出できました。特徴としては,人権課題に焦点を当てたものや国際色に富んだ論文,地域問題にかかわるものといったように,いろいろな意味で同志社大学らしい論文が揃いました。内容をよくすることももちろん重要ですが、長い文章を書きあげたという達成感は,きっとこれからの自信になると思います。? |
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キーワード1 | 自立 |
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キーワード2 | 児童福祉 |
キーワード3 | 児童支援 |
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