卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名小山 隆 年度2022年度
タイトル日本の老後金の現状と解決策について
内容 日本では、かつてから老後は年金を受給し、老後の生活を営んでいくという生き方が主流であった。しかし近年、若者は年金をもらえないのではないかという不安が日本の若者の中である。一方、10年後に年金を受給する予定の人でも、年金だけでは、将来の資金が不安だと言い、貯金をする人も増加している。実際にも老後2000万問題という言葉が取りざたされてきたのも最近のことである。

本稿では、現状の年金制度の意味や意義を考え、現状の年金制度を現状より持続可能性の面と年金受給額の満足度の面の二面から考え、より良い年金制度の改革について論じていく。
講評 老後の生活資金のあり方について検討した論文である。
先ずは年金制度については「賦課方式」から「積立て」方式への転換の必要性を述べたうえで、その努力だけでは足らないことを明らかにし、マクロ経済スライドの一層の導入、厚生年金の対象拡大、受給開始年齢の引き上げなどを提言している。
キーワード1 年金制度
キーワード2 ベーシックインカム
キーワード3
キーワード4 老後2000万問題
キーワード5