学科	メディア学科	ゼミ教員名	青木　貞茂	年度	2008年度
タイトル	中国の検索連動型広告の未来

内容

インターネットの出現によって現実世界の物理的距離を一気に縮められた。そして、ネットの世界に広告を持ち込むことには、更にインターネットの可能性を大きく伸ばした大きな原因である。バナー広告やeメール広告などと比べ、検索連動型広告が一番革命的な手法でありグーグルのアドワーズ広告、オーバーチュア（YAHOO）のスポンサードサーチ広告はそのである。検索連動型広告の特別な仕組みにより、今までにほとんどマスメディア４媒体に広告を掲載したことのなかった中小企業も、大企業と同様、インターネットという媒体に広告を出稿するようになり、検索連動型広告を通じて自分の事業を拡大してきた。 　経済の面で飛躍的なスピードで成長している中国において、中小企業の数は決して少なくはない。インターネット利用者数が世界一といわれるこの大きな国において、インターネット広告市場の規模はどれくらいあるのか。検索連動型広告の状況はどのようなものであり、どのような問題を抱えているのか。本稿では日米において成功した事例を紹介し、中国検索連動型広告の未来を予測する。

講評	青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、 ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。 広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。

キーワード1	インターネット
キーワード2	検索連動型広告
キーワード3	中小企業
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