学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 佐伯 順子 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | メディア上におけるイヌとネコ |
内容 | 現代社会において、我々人間の生活と密接に関わり合う動物として、ペットが好ん で飼育されている。その中でも特に好まれているのがイヌとネコであり、メディア上 でも多くのイヌとネコやそのキャラクターが登場している。イヌとネコはメディア上 でキャラクター設定される際に、生物学的な特徴や、歴史的な特徴に影響を受けるこ とが多いが、擬人化される時、生物学的なイヌ・ネコの反映度こそさまざまだが、人 間の手によって新しい特徴、イメージが生み出されている。これからメディアに登場 するイヌ・ネコが、擬人化され、新しいイメージを付加されることは、ある意味、今 後イヌ・ネコが不本意にそのイメージを下げられてしまう恐れをはらんでいるのでは ないか。例えそのような悪影響が出なくとも、メディア上での イヌとネコは、それだけで人間にうまく利用されている現状をありありと映し出して いるようにも感じる。製作者側はもちろん、我々視聴者側も、メディアによって付加 されたイメージには注意しなくてはいけない。生物学的な特徴などでイメージがひと まとまりにされがちなイヌとネコが、擬人化されることでその多様性を認められる方 向に進むべきであろう。 |
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講評 | 佐伯ゼミでは、ジェンダーとメディアを主要テーマにしているため、テレビ・ドラマ『働きマン』と女性の社会進出、女性オーディエンスのためのメディア戦略としてのイケメン・ブーム、客室乗務員とメディアなど、女性とメディアを論じた卒業論文で充実した成果があがった。テーマ設定は、スポーツ、ファッション、メディアのなかの言葉使いの男女差、犬・猫のメディア表象など、18名という比較的多人数の学年だったこともあり、バラエティに富んでいた。年4回(春秋各2回)の発表を積み上げて完成する形で指導しているため、ほとんどの学生が、注、参考文献の充実した、形式的にも完成度の高い論文を提出したと評価できる。 |
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キーワード1 | イヌ |
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キーワード2 | ネコ |
キーワード3 | キャラクター |
キーワード4 | |
キーワード5 |