卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名山口 功二 年度2008年度
タイトル食卓コミュニケーション~アニメに見る食卓の変化~
内容 日本が抱える食の問題の中でも、食卓にまつわる問題をテーマとしている。まず日本の食卓が戦後変わっていく様子をアニメーションの中で見ている。具体的には『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』、『あたしンち』の3作品である。それらの内容を分析し、比較することで食卓に並ぶものから、囲み方、コミュニケーションの変化を捉える。
さらに現在の食卓が抱える問題「孤食」にっいて考える。アニメの変化がさらに進んだ先に、「孤食」という問題が存在している。「孤食」を考えるにあたり、まずそれが生まれた背景について見てみる。その際にアニメ3作品の比較の結果が活かされる。次に「孤食」が及ぼす影響について見ている。影響は大きく分けて二つあり。肉体的影響と精神的影響である。それら影響の中でも後者の子供に与える影響について重点を置いている。最後にこれからの食卓がどうなっていくか、また「孤食」の対策について考えている。
講評 クラスの軸テーマは、「現在文化研究』である。そのために例年、多様な分野の卒論が集まる。
①スポーツ、②音楽、③デジタル・メディア、④旅行、⑤ファッション、⑥社会問題などである。卒論のタイトルをみても「ご当地キャラのメディア露出」「闇サイトと社会問題」「伝染する自殺」「犯罪報道と発達障害」などの時代を反映するテーマとともに「飲み物とコミュニケーション」の関係を描いた論文などがあり、色々教えられることがある。
キーワード1 食卓
キーワード2 コミュニケーション
キーワード3 孤食
キーワード4
キーワード5