学科	メディア学科	ゼミ教員名	竹内　長武	年度	2010年度
タイトル	ディズニー・アニメと原話におけるプリンセスの比較

内容	プリンセスは多くの女の子の憧れの存在である。我々はそれらを 童話やディズニーアニメで知ることになるのだが、プリンセスが主役のディズニー作品は、童話原作のものが主流である。しかし、その原話の内容はあまり知られていないことが多い。世間で一般的に認知されているのは、原話をアレンジしたディズニー作品なのである。このことから私は、女の子たちが憧れるのは「ディズニープリンセス」なのではないかと考え、プリンセスの真の魅力に迫るべく、ディズニー作品と原話におけるプリンセスの描かれ方を比較した。「白雪姫」、「シンデレラ」、「眠れる森の美女」、「リトル・マーメイド(人魚姫)」の４作品を比較した結果、ディズニー作品はそのドラマテックな演出のストーリーや共感を呼ぶキャラクター設定により、人々に「夢」を与えるようなプリンセスが描かれていることがわかった。

講評	ディズニーアニメのブリンセス像が、原話のイメージをどうひきつぎ、また変容させたかについて論じた論文。ディズニーアニメではハッピーエンドの結末になること、その女性像が、明るく、美しく描写されていることを指摘。分析が詳細でいい。

キーワード1	プリンセス
キーワード2	ディズニー
キーワード3	童話
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