学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 青木 貞茂 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 「ハリー・ポッター」ブームの裏にある広告・ブランディング戦略 |
内容 | 児童書である「ハリー・ポッター」がヒットした裏には、主に出版社などによって行われた広報(コミュニケーション)の力があった。それは、メディア関係者や書店との間に深い絆を作り、彼らを「ハリー・ポッター」の「サポーター」にしたのである。また映画化され、それに伴い様々な形で「二次利用」されたことも、大きく関係している。というのも、コンテンツは無形な商品であり、それを消費した人々はその経験を確固たるものとするために、そのコンテンツに関連した有形の商品を消費しようとするのである。そしてそこから、コンテンツの世界をより深く理解するのである。そのため、「二次利用」が様々な商品で行われたことは、人々をより「ハリー・ポッター」ブランドへと引き込むことに繋がったのである。そしてそれらの関連商品と映画、大元の小説が繋がり、その間を循環することで、人々はより夢中になったのである。更に、ファンを見方に付けたことも、ヒットの要因の1つであった。 |
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講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
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キーワード1 | 広報 |
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キーワード2 | 広告 |
キーワード3 | コンテンツ |
キーワード4 | 二次利用 |
キーワード5 | コミュニケーション |