学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 青木 貞茂 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 資生堂広告はなぜ時代の女性の美の価値観をリードすることが出来たのか |
内容 | 1897年以降、常に日本の化粧品業界をリードしてきた株式会社資生堂。 彼らは、既存の「女性らしさ」を裏切り、広告表現を通して新たに「理想の女性像」を提案することで、その時代の女性の美の価値観を変化させてきた。明治から現代に至るまで、資生堂が打ち出す女性像こそが、最先端の「美しい女性」として時代に受け入れられてきた。 資生堂は先見の明を持って広告活動を行っている。そのアイデアには、現代にも劣らない、いや、むしろ、現代に持ち込んでも何ら遜色のないメディア利用の方法など、目を見張るものがある。資生堂がいかに既存の価値観にとらわれずに、柔軟な物の見方をしていたのかをうかがい知ることが出来る。 時代の変遷や、当時の広告手法などを通して、現代にも活きる広告表現ないしは、広告を通して文化形成について追求する。また、現代注目されているインターネットメディアでの広告方法についても少し提案して結びとする。 |
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講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
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キーワード1 | 資生堂 |
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キーワード2 | 広告 |
キーワード3 | 女性 |
キーワード4 | 美の価値観 |
キーワード5 |