卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名浅野 健一 年度2011年度
タイトル日独の戦争犯罪をめぐる新聞における報道比較
内容  2012年で日本のアジア・太平洋線戦争での敗戦から67年が経つにも関わらず、日本とアジアの政治的関係には未だ「歴史」がネックとなっている。他方で、日本と同じく敗戦国となったドイツは、ポーランドなど近隣諸国と、まだ問題を残しながらも、和解に至っているという。
 本研究では、日本とドイツとを単純に比較することはできないが、なぜ日本はアジア諸国との和解が難しいのか、一方でドイツはどのように和解を可能にしたのか、というプロセスを比較しながら、両国の相違点を解き明かす。同時に日本の新聞が、二つの「犯罪」に関して、どう記事として取り上げているかも検証する。特に日本の南京大虐殺とドイツのホロコーストという戦争犯罪に絞って、検討を進めている。結論として、日本がアジアとどう和解していくべきか導き出す。
講評
キーワード1 日本
キーワード2 ドイツ
キーワード3 戦後問題
キーワード4 新聞比較
キーワード5 歴史