学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 渡辺 武達 | 年度 | 2011年度 |
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タイトル | ドキュメンタリーが伝えるチェルノブイリ |
内容 | 論文は1986年4月に発生したソ連のチェルノブイリ原発事故について、当時どのように人々に伝えられたか、また現在どのように伝えられているか、私達はどのように事件を認識していくべきかを、主にドキュメンタリー番組を通して考察するものである。まずは当時のソ連の報道体制、日本での報道、現地の実情など、1986年当時についての認識を深める。 次に日本でチェルノブイリはどう伝えられたかを、これまで制作されたドキュメンタリー番組を通してみていく。その上で4つのドキュメンタリー番組から、チェルノブイリ原発事故についてメディアの伝えられ方を考察する。また『原発バイバイ』で問題になった日本の原発に対する体制とメディアの報道にも注目する。そして、現在原発事故に揺れる日本に住む私達が、チェルノブイリのドキュメンタリーから学ぶべきことが多くあるということを主張する。 |
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講評 | 論者の狙いはいいが、論文の進め方には問題がある。まず、旧ソビエト体制とメディアの関係、ゴルバチョフ体制になってからの開放政策への転換が説明され、チェルノブイリ原発事故報道の問題点が政治体制を焦点に解説される。そして日本のケースではいくつかのNHK制作ドキュメンタリーが取り上げられ、ドキュメンタリーの撮影法などに論及されるが、それらの相互の関連づけには十分な説得性に欠ける面がある。メディア学科生として平和で安全な社会の構築へのメディアによる貢献への着目は評価できるが、その論証にはもう少し努力してほしかった。 |
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キーワード1 | メディア |
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キーワード2 | チェルノブイリ原発事故 |
キーワード3 | 原発報道 |
キーワード4 | ドキュメンタリー |
キーワード5 |