学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 青木 貞茂 | 年度 | 2011年度 |
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タイトル | 結婚情報誌『ゼクシィ』が成功した理由 |
内容 | 近年、インターネットの台頭ともに、情報誌など紙媒体の存続が危ぶまれている。結婚情報誌も休刊・廃刊が少なくない。本論文では、数ある結婚情報誌の中で選ばれ続け、結婚情報誌の代名詞と言っても過言ではないほどに成功を収めた『ゼクシィ』の秘密を探る。 成功の最大の要因は、効果的なCMを打ち出したことである。結婚情報誌の特集には限度があり、雑誌の掲載内容で差異をつけるのは難しい。その中で『ゼクシィ』が今の地位を築いたのは、ブランド導入期当初から一貫して、読者目線のCMを作り続けたからと言えよう。歴代の『ゼクシィ』のCM・競合他社のCM分析から、『ゼクシィ』成功の理由を考察。「結婚が決まったら『(雑誌名)』」や、雑誌の特徴(物理機能)をただ並べるのではない。「雑誌を購入することで幸せな時間が手に入れられるのだ」という情緒的に訴求したCMが功を奏したと言える。最後に結婚式産業・情報誌の今後の展望と課題を示している。 |
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講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、広告論の観点からブランド広告、地域広告の特徴、物語広告の成功分析、アイドルのブランディング、ゆるキャラの効果とヒットの要因、成功した地域ブランディング、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、生活者視点に立った受け手の深層心理把握=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、記号論的な分析などを行なっています。これらは、ゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論的・実証的なアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論です。 |
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キーワード1 | 結婚情報誌 |
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キーワード2 | ゼクシィ |
キーワード3 | 結婚観 |
キーワード4 | 広告分析 |
キーワード5 |