卒業論文詳細

学科教育文化学科 ゼミ教員名沖田 行司 年度2018年度
タイトル学生スポーツにおけるアマチュアリズムの一考察
内容 近年学生スポーツは勝利至上主義やメディアの露出、そしてセミプロ化などの影響で、アマチュアとしての学生スポーツの意義が明確ではなくなってきている。そんな中で学生スポーツにはアマチュアリズムを大切とする風潮が徐々に薄れ始めている中、学生スポーツはこのままプロ化が進んでしまってもよいのだろうかと考える。第一章ではアマチュアリズムの歴史について見ていく。第二章ではアメリカの学生スポーツを統括するNCAAとスポーツ庁がNCAAをモデルとする組織の設立を目指す「日本版NCAA」について考察していく。そして第三章では、特待生制度と文武両道という学生スポーツと教育現場の関わりについて見ていきたいと思う。学生スポーツにおけるアマチュアリズムの必要性を、背景や現代の学生スポーツにおける問題などを考察していきたい。
講評 本年度は20名のゼミ生が所属していましたが、すべて20,000字の卒業論文を選択しました。それぞれがアルバイト・サークル・就職活動の合間に出てくるので、指導時間の調整が大変でした。3回生からの発表が蓄積されていなかったので、4回生になってから着手するのがほとんどでした。10月以降はほぼ毎日誰かが研究史室詰めて論文の作成に取りかかる状態が一般的となりました。早く着手した学生はいい論文を書きましたが、一度も指導を受けてこなかった学生は、論文作成の基本的な約束事を無視したために、提出直前になって大変なことになりました。しかし、無事提出できたことは本当に喜ばしいことです。もう少し早くから取り組んでいれば、もっと充実した論文が作成できたと思いました。
キーワード1 アマチュアリズム
キーワード2 NCAA
キーワード3 文武両道
キーワード4 学生スポーツ
キーワード5 特待生制度