学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 沖田 行司 | 年度 | 2018年度 |
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タイトル | 絵本の教育学的研究ー子どもに絵本を読ませることは本当に良いことなのかー |
内容 | 書店の児童書コーナーには絵本が所狭しと並んでいる。これほど絵本が多くの親子から愛されていることは、世間で当たり前とされている「絵本は子どもの教育に良い」というイメージが影響していると考えた。では、その説が常識のように信じられているのはなぜなのだろうか。私自身、絵本は子どもの頃からたくさん読んだし、好きだった絵本や新しい絵本を読むと今でも楽しいと思える。しかしその経験が今の自分の学力や人間性に影響していると感じることはまずない。そこで、世間で当たり前とされているイメージの根拠を探りたいと思い、卒業論文のテーマをこれに選んだ。論文は三章立てとして考察していく。第一章では今日の絵本の成立を遡りながら、現在の姿と通して絵本そのものについての考察を行う。第二章では子どもの年齢に合った絵本はどのようなものか、また読み聞かせによる効果を考察する。第三章では比較対象におもちゃを挙げ、絵本との効果の違いを考察しながら、何を子どもに与えるのがより効果的なのかを考える。 |
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講評 | 本年度は20名のゼミ生が所属していましたが、すべて20,000字の卒業論文を選択しました。それぞれがアルバイト・サークル・就職活動の合間に出てくるので、指導時間の調整が大変でした。3回生からの発表が蓄積されていなかったので、4回生になってから着手するのがほとんどでした。10月以降はほぼ毎日誰かが研究史室詰めて論文の作成に取りかかる状態が一般的となりました。早く着手した学生はいい論文を書きましたが、一度も指導を受けてこなかった学生は、論文作成の基本的な約束事を無視したために、提出直前になって大変なことになりました。しかし、無事提出できたことは本当に喜ばしいことです。もう少し早くから取り組んでいれば、もっと充実した論文が作成できたと思いました。 |
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キーワード1 | 絵本 |
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キーワード2 | 子ども |
キーワード3 | おもちゃ |
キーワード4 | 読み聞かせ |
キーワード5 |