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今や番組の顔とも言われ、視聴率をも左右する存在にまでなったアナウンサー。アナウンサー自身の潜在視聴率ランキングとやらの評価までつけられ、生き残りをかけて必死になっている。そんな中、アナウンサーのタレント化が進んできている現状がある。テレビメディア業界の下降傾向から出演者のコストがカットされるようになり、それがアナウンサーへの負担にもなっているからだろう。そして、アナウンサーのタレント化が進むにつれ30代定年説も定着してきている。これから、アナウンサーはどこに向かっていくのだろうか、どんなアナウンサーが求められるのだろうか。過去の人気アナウンサーのことを記してある文献や日本記者クラブ賞を受賞され評価されたアナウンサーの受賞理由を調べ、現在、番組に出演しているアナウンサーを検証し、一般視聴者からの反応から結論を導いた。今回調べて分かったのは、過去の人気アナウンサーはバラエティ番組だけでなく、ニュース・報道番組も担当でき、硬軟両派を任せられるアナウンサーであった。これからは、外見に魅力があることはもちろんのこと、バラエティ番組からニュース・報道番組の両極端をこなせるアナウンス技量を兼ね備えたアナウンサーが求められるようになるだろう。 |