学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 渡辺 武達 | 年度 | 2012年度 |
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タイトル | 朝の情報番組 ~多メディア時代における存在意義と可能性~ |
内容 | 多メディア化が進む中で,現在放送されている朝の情報番組が,私たちの生活に適したスタイルであるのかを検証する。そのためにまずは日本人のテレビ,および朝の情報番組との関わり方を調査。さらに視聴者と番組の分析を行った。その結果,若者を中心としたテレビ離れは確認されたが,朝の情報番組は現在のところ朝の主な情報源として生活に密着していることが分かった。その状況は,番組の特性だけでなく,視聴者のこれまでの慣習や,テレビ局側の新たなメディア戦略によって作り出されていると考察できた。朝の時間帯においては,特に「ながら視聴」という視聴態度が主流となるため,その期待に応える情報提供を行うことが,朝の情報番組の責務である。しかし,変化するメディア環境の中では,テレビの枠を超えて視聴者との接点を増やすことも有効な戦略となってきている。 |
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講評 | 現代の日本人は時間的にかなり拘束された生活をしており、とくに通勤、通学前の朝の時間帯は家族全員が慌ただしい。筆者はその時間帯にテレビが放映する情報番組に的をしぼり、日本人のライフスタイルとテレビの現状およびその問題点を探った。この朝番組帯は視聴者が「ながら視聴」しか出来ない状況に置かれていることから、各局とも生活密着型情報で視聴者取り込みに必死になっているが、そうしたなかで筆者の提案した重要情報の「公共知」化の手段としての繰り返し放送を含む7つの提案には肯けるものがある。メディア学科卒論として適切なものである。 |
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キーワード1 | 朝 |
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キーワード2 | 視聴態度 |
キーワード3 | 情報番組 |
キーワード4 | 多メディア |
キーワード5 | テレビ |