学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 竹内 長武 | 年度 | 2013年度 |
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タイトル | 「剣を手に取った白雪姫」に見る現代の女性像 |
内容 | 近年、私たちが慣れ親しんだ童話や昔話の内容が大きく改変されている。しかし、自分たちがオリジナルだと思っている内容さえも、もともとの原作とは異なっている点が多々あるのだ。このように物語は、そのストーリーが読まれる時代に合わせて、オリジナルから大きく形を変えていっているのである。だとするならば、逆に物語からその時代を読み解くことも可能だと考えたのである。私は、誰もがよく知る『白雪姫』を題材にした。現在の白雪姫たちは自ら剣を取り、女王に立ち向かう強い女性として描かれている。私は、この時代のひとつの特性を解き明かすことを目的とし、グリムから始まる『白雪姫』の変遷を“描かれた女性像”という視点から考察していく。 |
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講評 | 2013年度の卒業研究は、きわめてバラエティに富んでいた。テレビのアイドル像、漫画の表現規制、妖怪のキャラクター化、ボーカロイト、表現の自由など、さまざまであった。アニメ、ゲーム、漫画、小説、表現規制など多岐にわたる。各人の関心や熱い思いが、個々の論文に反映されていて、読み応えがあった。資料的にはさらに探索すべき余地のある論考もあるが、取り上げたテーマに対する真摯な態度には、共感できるものが多かった。なかには400字で200枚近い力作もあり、熱意のほどがうかがえた。今年のゼミ生の数は30名近く。多人数であったため、個人指導という点では十分な指導が行えなかった点が反省点としてある。しかし、みんなそれぞれよくがんばったと思う。(竹内ゼミ) |
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キーワード1 | 白雪姫 |
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キーワード2 | 女性像 |
キーワード3 | ジェンダー |
キーワード4 | 昔話 |
キーワード5 | 物語の改変 |