内容 |
1997年をピークに競馬人気の低迷が続いている。また、現在減り続ける売上・参加人数という問題もさらに深刻な問題が存在する。それは、「ファン層の高齢化」と「若者の競馬参加の少なさ」である。原因として、「ファン層が高齢化した競馬場は汚いイメージも伴い女性だけでは行きづらい」というものが調査としてわかった。しかし、同じ調査を通じて20代が他の年代より、競馬や馬に対し興味を持っていることも判明した。また、20代の人間は会社の上司・同僚・部下に対して素の自分を見せにくい面があることに対して、高校・大学時代の友人には家族に次いで素を出せる存在であることも分かった。そのため、20代をターゲットに絞り、高校・大学時代の友人との関係、具体的にはコンセプトを「気楽に会える同窓会の場としての競馬場」としての提供することで競馬場に来る機会を増やそうと考える。また、広告のボディーコピーには「世界と戦うスポーツを、世界を感じながら、親しい仲間とともに」を使う。このプロモーションの一環として、20代が「騒げる時は騒ぎたい」や「たくさんは飲まないが飲みニケーションは好き」というインサイトから、10月のG1ラッシュに合わせて1か月間開催日程の開催場でオクトーバーフェスを行う。 |