学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 竹内 幸絵 | 年度 | 2016年度 |
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タイトル | コラボレーションCMがもたらす印象の変化 -布袋寅泰起用の2001年~2002年BOSS広告を中心に- |
内容 | 近年、幅広い分野で取り入れられているコラボレーション。私はその中でも、異業種間におけるコラボレーションCMに興味を持った。コラボレーションCMは、変化するコラボレーションの形態を最も表したものであり、我々視聴者、そして企業側の双方にとっての影響は、他のコラボレーション商品よりも多大であると考えるからだ。本論文では、今の先駆けである2001年から2002年に放映された布袋寅泰起用のサントリー缶コーヒー「BOSS」CFシリーズを中心に、コラボレーションCMは、どのような付加価値や影響があるのか、コラボレーションCMに対するブログを通して言及する。コラボレーションが根付く前の15年前では、視聴者のコラボレーションCMに対する受け入れられ方は現在と異なっていたことが分かった。またCMは、宣伝を行う一つの手段というだけでなく、企業や出演者のイメージを構築し、一つの短編映画のような捉えられ方をされていることが分かった。 |
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講評 | 近年よく見かける「A社×B社」という異業種コラボレーション広告。なぜこれが行われているのか?これが本論文の起点の疑問である。調べて行くと送り手側の理由・過程に関しては先行研究が、マンネリへの危機感と、意外性の面白さという理由を示していた。これには納得できたが、先行研究は視聴者への影響については示していない。そこで受け手研究を論文の主目的とした。調査するコマーシャルを現代のものではなく10数年前のシリーズにしたことは本論文の成功の要因であった。古いブログ等での当時のコメントを調査するうちに、現在の自分の感覚との差を見つけだすことができたからだ。シリーズ化に気が付いていない視聴者の存在や、未完成のストーリーをを楽しむという視聴者リテラシーの成長、それらの時代性にも言及した広告の受け手研究となった。 |
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キーワード1 | コラボレーション |
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キーワード2 | 危険意識と楽しさ |
キーワード3 | 布袋寅泰 |
キーワード4 | |
キーワード5 |