卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名伊藤 高史 年度2017年度
タイトルソーシャルメディアと女性心理-Instagramを中心に-
内容 instagramは、女性の強い承認欲求が関わっているという仮定のもと調査を進めたが、実際、承認欲求とは男女共に持ち合わせる感情のため女性に限定することはできなかった。本文4章のインタビュー調査により、Instagramが写真中心、さらに自分で好きに加工を加えたりレイアウトを考えることができるため、かつて流行った「プリ帳」のように使うことができて楽しいという意見が出た。機能自体は進化しているものの、女性の好みは変わらないことが分かる。また、芸能人のプライベートな写真を簡単に見ることができ、身近に感じることができることも人気の理由の1つであった。中にはInstagramを利用していない女子大学生もいたが、彼女の近しいコミュニティでInstagramを利用していない方が珍しいため、始めることは時間の問題だそうだ。ここから、Instagramが若い女性にとって、使っていることが当たり前だということが分かる。Instagramを見てみんなが使っている化粧品を買うこともあるそうで、企業もInstagramを利用した広告をさらに拡大していくだろう。ここからinstagramとは更に発達していくSNSと言える。
講評 多くの学生にとって身近なツールであるインスタグラムをトピックとしたのは,メディア学科の学生らしくてよかったと思います。ただ,書いている途中でちょっと焦点がぶれてしまった部分もあったようです。インスタグラムの女性への人気を,女性の特性という視点から解明しようとしたものの,なかなかそこまでは至いませんでした。しかし,最初に立てた仮説が誤りであったことを自覚できたことはよかったと思います。社会人になってからも,自分の思い込みにとらわれずに,常に客観的に検証してみるという態度を続けて欲しいと思います。
キーワード1 SNS
キーワード2 instagram
キーワード3 女性心理
キーワード4 承認欲求
キーワード5 ジェンダー